The different world.

Scene01REJECTION

 

朝、

起きると視界に入ってくるのは自分の部屋の天井。

いつもの朝の風景だ、

17年間一度もかわることのなかった日常、いや変わることなんてこのときは少しも思ってなかっただろう。

 

朝起きて、大学に行き、夜になるまで勉強して帰ってくる。

それが俺の変わらない日常でいつもの行動パターン。

 

決まりきったことの繰り返し、少々の変化もない。

なんとも退屈な日々だな。

 

ん?俺?

 

あぁ俺はエイル・C・シャヴァガリー、皆からはエイルって呼ばれてる。

まぁ、そんなこといわなくてもわかるか。

年齢はさっきぼやいたように17歳、現在現役の大学生。

親は考古学者で今度の休日(っても明日だけど・・・)に家族で発掘のために出かける予定だ。

 

えぇっとな、確かどこだったけなー。

タークスアンカー遺跡だったと思う。

なんか結構近かった気がするけど明日になればわかるでしょうし。

特に俺は何もすることないんだし、いつもみたいに好きに見回っとけばいいだけだから特別に荷物も準備する必要はないしょ、

 

じゃ〜今日はもう結構遅いからな寝るとするか、

んじゃ、続きはまた明日、

 

「おやすみ〜」

 

誰も居ない自分だけの部屋にそう告げると俺はいつものように深い睡眠の中へ入り込んでいってしまった・・・・・。

 

The different world. Scene01REJECTION」〜end

 

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